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新規就農者の声Voice of seniors
先輩No.146
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「おいしかったよ」と言われることが最大の喜びです
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農業をするきっかけは?
吉仲氏:農家出身のため、会社員として働き続けるか、農業を一生の仕事として選択するか常に悩んでいました。もともと体を動かすことが好きだったことと、いつか自分で仕事をしたいと考えていたこともあり、就農を決意しました。
その上で、一番好きなトマト農家になることを選びました。
就農して良かった点、苦労した点は?
良かった点:毎年目標を設定し、苦労の先に得られる達成感が何事にも代えがたいです。お客さんの喜ぶ顔や「おいしかったよ」と言われることが最大の喜びです。
苦労した点:休みがないこと。
すべての責任が自分にあるため、失敗できないというプレッシャーが大きいです。運転資金の調達、天候不順による生育の乱れなど日々小さな気苦労は絶えません。
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「全責任は自分にあります」
吉仲氏:農業を始めるには、相当な覚悟を持つことが重要です。全責任は自分にあります。就農前に描いていたものと違う、と失望しないために、準備(資金や技術、覚悟)を万全に整えてから挑むことをお薦めします。
新規就農(令和3年12月取材時点)先輩DATA
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氏名:吉仲康二 住所:多可郡多可町中区 年齢:43歳
【就農から現在まで】 2013年 離職 1年間農業大学校実践研修 2014年 就農 2015年 ハウス建設開始 現在に至る
【農業経営の状況】
栽培品目:トマト
農地:210a
施設:ビニールハウス20a
経営内容:ハウストマト17a,ハウスいちご3a,
黒大豆70a,水稲120a(山田錦、ヒノヒカリ)
労働力:本人、母、パート3名
出荷先:主に直売所