ひょうご就農支援センター

新規就農者の声Voice of seniors

先輩No.151

勤めながら休日に親方のもとで研修

石丸夫妻写真

農業をするきっかけは?

石丸氏:起業志向があったこと、非農家ながら野菜は子供のときから栽培していた。

押部谷周辺のハウスを見て、産地的にイチゴを志向(特にイチゴが高く売れ経営的に有利という意識はなかった)

勤めながら休日に親方(森本さん)のもとで研修し、準備して就農を決めた。

就農して良かった点、苦労した点は?

良かった点、嬉しかったこと:農業は全て自分で考え、計画して、仕事に取り組めること。

自身の考えで色々な挑戦ができること。

苦労した点:実際の栽培はマニュアルのとおりには行かず、立地・品種に適した栽培管理を自分で見つけられるまで苦労した。

気候的にもいちごの栽培管理は難しくなっている。

植え付けたいちごの管理作業をする石丸氏写真
「情報収集・整理を経営に活かせる力が必要」

石丸氏:イチゴは年に一作しか穫れない作物で一作の情報収集・整理は非常に大切。それを経営に活かせる力が必要です。

施設投資が大きく、経営開始時に費用を負担できる資金力も必要です。

量を確保して、自分の販路を作るため味を出せる技術が求められる作物です。

新規就農(令和4年10月取材時点)先輩DATA
石丸雄也氏写真

氏名:石丸雄也 住所:神戸市西区 年齢:30歳 就農区分:新規参入

【就農から現在まで】 2014年~ 前職を離職前から休日に研修 2015年4月~2016年3月 研修事業を活用して1年間、 森本猛典氏のもとで研修 2016年6月 認定新規就農者認定 中古ハウス3aを移設して育苗開始 2016年10月 青年等就農資金でハウス12.8aを新設 し栽培開始(研修後すぐ栽培を始める ため、融資のみで建設)。 2019年~ 森本猛典氏ハウス(伊川谷町前開20a) を引継ぎ、規模拡大

【農業経営の状況】 栽培品目:いちご(高設栽培) 農地:50a(借地50a) 施設:本田ハウス2棟(12.8a,20.0a) 労働力:本人、妻、パート8名 栽培品種:おいCベリー、紅ほっぺ等 販売先:スーパー、直売所、自家直売、 仲買、ケーキ店、ホテル、パン店など

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