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新規就農者の声Voice of seniors
先輩No.152
「農業で食べていけたらおもしろいな」と感じて
なす等夏野菜の栽培ほ場
農業をするきっかけは?
富永氏:実家はサラリーマンです。前の職場で、1人目の子供が生まれた頃、職種は決まっていませんでしたが、漠然と「起業したい」と考えていました。
そんな時、新規就農者を紹介する特別番組を見て、「農業で食べていけたらおもしろいな」と感じたのが、就農の動機です。
就農して良かった点、苦労した点は?
良かった点、嬉しかったこと:R3の品評会で、ナスが県知事賞を頂いたことで、名前を覚えてもらい、消費者に「おいしい」と喜んでもらえることは励みになります。
農業は頑張った分の成果は出てくるものだと感じています。
苦労した点:気象災害や獣害等で収量が確保できないこと。
令和3年度に県知事賞を受賞した自信作
「地元農家とのつながりが大事」
富永氏:非農家出身者が農地を確保するためには、地元農家とのつながりが大事です。
知り合いの農家から、草刈り等の仕事の依頼があれば、とにかく行き、一緒に仕事をして信頼関係を築きましょう。
農家仕事で築いたつながりは、就農後も活きてきます。
新規就農(令和4年11月取材時点)先輩DATA
氏名:富永剛志 住所:猪名川町白金 年齢:42歳 就農区分:Uターン(非農家)
【就農から現在まで】 平成27年 離職 JAでアルバイトをしながら 人脈と農業の基礎知識を習得 平成28年 就農 令和2年 果樹を導入 令和3年 ナスが県知事賞を受賞 令和4年 現在に至る
【農業経営の状況】 栽培品目: 露地野菜(なす8a、白ねぎ5a、 スイートコーン10a、黒大豆枝豆5a等) 果樹(ぶどう30本、柿15本) 農地:180a(すべて借地) 施設:ビニールハウス660平方メートル 労働力:本人 出荷先:道の駅猪名川、量販店(JA経由)