ひょうご就農支援センター

新規就農者の声Voice of seniors

先輩No.159

「やりがいがあり、且つ生活が成り立つ仕事をしたい。」

東 純平氏写真

農業を志したきっかけは?

東氏:建設業に勤めていましたが、「やりがいがあり、且つ生活が成り立つ仕事をしたい」と漠然と考えていた頃、群馬県の大規模レタス農家が執筆した本を読み、仕事として農業に関心が深まりました。

農業を始めて良かったことは?

東氏:有機農産物が特徴なので、安全安心な農作物を必要とする消費者に喜んでもらえることにやりがいを感じています。今後は同じく有機農業を志す人と、地域に有機農業が広がるよう連携していきたいです。

苦労したことは?

東氏:1年目から鳥獣害を受け、ほうれんそうはひよどりに、ズッキーニはヌートリアに食べられました。その他にもイノシシやシカの被害を受け、金額以上に精神的ダメージが大きく、一時は経営を止めようかとも考えました。

有機栽培のにんじんの写真
「獣害対策をしっかりと!」

東氏:獣害はやる気を奪うので、1年目からしっかり対策しましょう。獣害対策の知識と補助制度を学び、野生獣が好んで食べない作物選定等工夫しましょう。また、法人化に際しては、兵庫県の農業経営・就農サポート事業を活用し、中小企業診断士の助言により合同会社の形を選択しました。

新規就農(令和6年3月取材時点)先輩DATA
東 純平氏写真

氏名:東 純平(ひがしじゅんぺい) 住所:三田市小野 年齢:39歳 就農区分:Iターン

【就農から現在まで】 2016年 離職、三重県有機農家で研修 2017年 就農、認定新規就農者 2021年 経営体育成支援事業(国庫) によりハウス建設 2022年 認定農業者へステップアップ 2023年 法人化(合同会社エストファーム)

【農業経営の状況】 経営内容: 露地野菜/にんじん30a、レタス20a、 ピーマン10a、こまつな10a、 ほうれんそう1a 施設野菜/アスパラガス28a 農地:58a(借地58a) 施設:パイプハウス18棟(2,800㎡) 労働力:本人、パート2名(収穫調製) 出荷先:有機農産物取扱量販店、学校給食

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