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新規就農者の声Voice of seniors
先輩No.166
「自分がこの畑を引き継ぎ、守る」という使命感がありました。
農業を志したきっかけは?
阿部氏:子供の頃から祖父の農業を手伝っており、身近に農業がありました。また、いずれ「自分がこの畑を引き継ぎ、守る」という使命感がありました。
前職で仕事に悩んでいる時期に祖父が農業を辞めるという話を聞き、タイミング的にも重なったため就農を決意しました。
就農して良かった点、嬉しかったことは?
阿部氏:自分が作ったものを美味しいと言ってくれる、評価してくれることは、モチベーションになります。
仕事量や休みなど、自分でスケジュール等を組むことができます。
妻が積極的に農作業を手伝ってくれて夫婦の会話がさらに増えました。
苦労したことは?
阿部氏:露地野菜のため、天候に左右されます。雨により定植作業などが予定通りにできなかったり、順調に育っていても大雨等により品質が落ちてしまったりしてしまうことがあります。
後輩へ贈る言葉
阿部氏:農業では栽培だけでなく経理や販売等の様々なスキル、知識が求められます。分からないことがあれば先輩農家やJA、普及センターなどに積極的に聞くことをおすすめします。
せっかく農業をやるからには何か目標やモチベーションを見つけ、楽しくやってもらえたらと思います。
新規就農(令和6年8月取材時点)先輩DATA
氏名:阿部晋也 (あべしんや) 住所:南あわじ市阿万 年齢:33歳 就農区分:Uターン
【就農から現在まで】 令和2年 退職 地元農家で6ヶ月間農業研修 令和3年 就農 令和6年 現在に至る
【農業経営の状況】 農地:160a 経営内容: タマネギ90a、レタス50a、水稲80a 労働力:本人、妻、臨時雇用1名 出荷先:JA、ネット販売、飲食店等