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新規就農者の声Voice of seniors
先輩No.171

「美味しい!立派な葡萄!」などの声を頂けた。
取材日:令和7年1月
淡路市でぶどうを栽培する田中雅貴さんを取材しました。

農業を志した動機・きっかけは?
田中氏:会社員で数年働いていたが、何かやりがいのある仕事をしたいと思っていた。兄がぶどう農園をしているのを見て、自分もやってみたいと思い、その道に進もうと決めた。
就農して良かった点、嬉しかったことは?
田中氏:直売所で販売する時にお客様から「美味しい!立派な葡萄!」などの声を頂けたこと。「一度食べて美味しかったから、親戚や孫に贈りたい」と言ってもらえた。
就農して苦労した点は?
田中氏:果樹なので、植付けから収穫・販売するまでの道のりが長かった。
独立就農する前は、樹を植えたらすぐにできると思っていたけど、いいものをつくろうと思ったら、新梢管理や摘粒作業など、手間がかかる。すぐにはできないと実感した。

直売スペースで販売中のぶどう
「果樹は収穫販売までに年数がかかる。」
田中氏:果樹は収穫販売までに数年かかるので資金面はかなり苦労します。
始める前に資金をある程度確保する事をおすすめします。
新規就農(令和7年1月取材時点)先輩DATA

氏名:田中雅貴 (たなかまさき) 住所:淡路市多賀 年齢:28歳 就農区分:Uターン
【就農から現在まで】 2021年 会社勤めをしながら兄の ぶどう園で11ヶ月間の農業研修 2022年 会社を離職 2022年 兄の農園を一部継承し、独立就農 2023年 規模拡大(借地)、ぶどう棚を増設 2025年 現在に至る
【農業経営の状況】 農地:45a(借地45a) 施設:簡易雨除けハウス25a 経営内容:ぶどう25a、ブロッコリー10a、 たまねぎ10a 労働力:本人、両親(農繁期) 出荷先:JA、直売所、スーパー等